子供にはオヤジも必要!その理由とは?
2022年に育児・介護休業法の改正により、育休が推進されるようになってきました。しかし、まだまだ世間では、育休取得に対して抵抗がある方も多く見受けられます。
先日、私の友人に待望の第1子が誕生しましたが、育休は1週間程度取得するとのことでした。
私は、もっと長く取得したほうがいいと伝えましたが、仕事への不安や実際取得したところで、自分自身が何をしたらいいのか分からないと言っていました。
きっと、そう感じている世の中の男性は多いと思います。
しかし、私は絶対に育休を取得して、子供との時間をしっかり取ることを推進します!子供には絶対に父親が必要だからです!
オヤジが必要な理由
- 子供の自己肯定感が上がる
- 学校の成績が上がる
- うつなどの精神的な症状が出にくくなる
- 夫婦関係が良好になる
母親だけでなく、父親が育児参加することで、父親からも愛されていると感じ、自己肯定感が上がると言われています。なので、そこから精神的にも安定して、うつなどの症状にもなりにくくなるとも言われています。
夫婦関係が良くなるのも、産後の育児、新生児の育児は母親にとって本当に大変な時期です。夜泣きで寝不足になり、ミルクをあげたり、おむつを替えたりと本当に大変です。そんな大変な時期に父親がいるのといないのでは、夫婦関係に大きく関わります。
「あの時、助けてくれなかったよね。」になるのか
「あの時、あなたが一緒だったから乗り越えられた」
になるのかは、育児に参加するかしないかで今後の夫婦生活に大きく関わります。
実際に私は、4女の時に初めて育児休暇を取得して、育児の大変さを初めて理解しました。男性は育児を手伝うと表現していることがありますが、正確には育児に参加するです。
ここから、父親が育児参加をして、どうしたら良い父親になるかをまとめていきます!
役立たずなんて言わせない神オヤジになる条件は?
せっかく育児に参加するなら子供からはできれば神オヤジになりたいですよね!そのためには、何が必要かをここでは調査をしていきます。
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子供と関わる
- 子供との時間を作る
- 子供の話を聞く
- 子供の興味・挑戦を応援する
- 愛情表現は言葉で伝える
- 一緒にやってみる
- 自分のことは自分でやる
- お母さんのことを褒める
1.子供と関わる
子供と積極的に関わることで、子供が父親が近い存在になり、なんでも聞いてくれるし、言ってくれるようになります。
2.子供との時間を作る
家に早く帰ってくることも、子供にとっては非常にうれしいことです。自分のために早く帰ってきてくれたと感じてくれます。どんなに忙しくても、時間を作ってあげることで、「お父さんは自分のためにしてくれた」と感じてくれます。
3.子供の話を聞く
子供の話は、何を伝えたいのか分からない時が多くあります。伝えたいことは、あるけど言語化できないことがあります。そんな時でも最後までしっかり聞いてあげてください。子供は、大きくなってもなんでも話してくれるようになります。お父さんは、話を聞いてくれる、理解者だと子供は感じるようになるのです。
4.子供の興味・挑戦を応援する
子供は、すぐに興味を持って、すぐに飽きてしまいます。その時に父親は、必ず応援してください。それを続けていれば、子供はなんでも挑戦するようになります。
5.愛情表現は、言葉で伝える
「大好きだよ」「愛している」ということを直接言葉で伝えることは、
子供の自己肯定感を上げるのに大きく繋がります。「お父さんは味方だ」と感じて、自信につながります。子供からも「お父さん大好き」と言ってもらえるようになります。
6.一緒にやってみる
分からないことや知らないことは、「分からない」で終わりでなく、一緒に調べてみること、一緒にやることが大切です。お父さんでも分からないことがあるなら、分からないことがあってもいいと子供も思います。
同時に分からないことは調べればいいんだということを学びます。
知らないこと、分からないことが恥ずかしいことではないと子供が感じてくれるようになります。
7.自分のことは自分でやる
食べた食器を片付ける、パジャマを仕舞う、靴を下駄箱にしまう等、父親がやってることを子供は見ています。お父さんがやってないのに、子供に言えないですよね?
8.お母さんのことを褒める
夫婦の愚痴や不満は、子供には言わないことが前提です。夫婦でお互いのことを褒めていると子供は、安心し、心が安定します。お母さんのこともお父さんのこともより好きになってくれます!
たちの悪いイクメン風モブオヤジには注意!
育児に参加している気になっているイクメン風オヤジは世の中にたくさんいると思います。なぜなら、私もそうだったからです。育児に参加していると思っていましたが、何もしていなかったです。
その例がこちらになります。
- 子供が夜泣きをしても行かない・何もしない
- オムツをできれば替えたくない(気づかないふり)
- 外では抱っこ紐を率先してつける
- 子供の行事は参加しているが、いつあるのかは知らない
- お母さんへの労いがない
- 自分がやったことのアピールがスゴイ
- 子供を見てない(すぐスマホをいじる等)
他にもありますが、これらすべてに共通して言えるのは、子供を中心に考えていないということです。
私自身も経験があるので、分かります。
自分は、毎日仕事をしているからできない。休日は疲れているから休みたい。
妻は産休で、家にいて育児に専念できるのだからやるのは当然と考えていました。
育児休暇をとって、仕事から離れて、子供を中心に考えるようになって初めて育児をしていなかったことに気づきました。
イクメン風のオヤジも本当は、イクメンになりたかっただけなのです。
ただ仕事があって、どうしても切り替えられないのも事実です。
だからこそ、育休取得はするべきです!
仕事から離れて、家族を中心に考える時間は必要です。その時間は、あとで振り返った時にあの時間があって良かったと思える貴重な時間に必ずなります。
子供が去っていく、ダメオヤジになったらダメな理由!
イクメン風オヤジは、本当は子供に愛されたかったけど、うまくできなかった憎めないオヤジでした。
ここでは、本当になってはいけないダメオヤジの特徴・行動をまとめていきます。
これがダメオヤジの特徴
- 子供の質問に答えられない・答えない
- 子供の頑張りを褒めてあげない
- 子供が自慢できない
- 子供の欠点を責める
- 子供の話を適当に聞いている
イクメン風オヤジと共通している部分は、子供が中心ではなく自分が中心になっています。イクメン風とは大きく違うのは、子供への愛情が感じられないことです。
出来ていないことや欠点を責めたり、適当に子供の話を聞いて、分からないことや知らないことに対しても聞いてあげなかったりと基本的に自分本位であることがダメオヤジの特徴です。
ダメオヤジのように子供と関わることは、子供の自己肯定感は下がり、自分なんていない方がよかったのではないかと考えてしまうようになってしまう可能性があります。
神オヤジのように親は自己肯定感を子供に与えなくてはなりません。
それは、親が子供にできる愛情表現や関与で大きく関わるので些細なことから、子供との時間をとり、いろいろな話をしてみましょう!
今日からあなたも私も神オヤジ
神オヤジかダメオヤジかを決めるのは、子供と奥さんです。
ただ良い父親になろうと思えば、そこから神オヤジへの道は始まっています。まずは、子供にとってどういう父親になりたいかを考えてみてください。
ただ、この記事を読んでくださっているということは、すでに神オヤジへ進化し始めています。
冒頭でも書きましたが、男性には必ず育児休暇を取得をしてほしいと願っています。
子供との時間を集中的に取れる時間は、人生の中でそう多くはありません。
だからこそ、育休をとれるタイミングは子供と触れ合ってほしいです。
私は、育休をとって4女の育児を初めて最初からやりました。
4女は、私を「ママ」と呼び、妻を「パパ」と呼んでいました。
泣いたら、妻が近くにいても私の所に来て、抱っこを求めます。
こんなことは4人目で初めてでした。
すごく嬉しかったです。